【石岡をよくしようよ!】№.82「新しいゴミ処理施設が出来るよ!」
このごみ処理施設は現在まで、石岡市・小川地区・玉里地区のゴミを処理していましたが、新たに、かすみがうら市・茨城町が加わり、広域的に効率的にゴミを処理して行く施設になります。
私は、これまで稼働してくれている処理施設には思い入れがあります。平成3年に26歳で市議会議員に当選させて頂く時も、訴え続けて来たのは、当時のゴミ処理施設は老朽化が酷く、建て替えが迫られていました。
この施設の焼却炉をを1日でも長く持たせる為には「ゴミを燃えるごみと、燃えないゴミを分けるだけで、焼却炉を長持ちさせ、分別する事でリサイクルが出来る!」と、何度も言い続けて来ました。
当選させて頂いてからも、幾度となくこのゴミ問題を質問し続け、今では当たり前の事になりましたが「ゴミの分別取集」まで漕ぎ着けました。しかしながら、市民からの反発も多かったのも事実であります。
その後こういった私の活動が認められ、平成6年には、霞台厚生施設組合議会議員に選ばれ、その後議長に就任させて頂きました。そして、平成7年に現在の処理施設が完成稼動いたしました。
その後は、全国的にゴミ処理施設からのダイオキシン問題が起こり、施設の改修に迫られ大変苦労しましたが無事に改修出来ました。これからまだまだゴミの減量化問題は続きました。
どんなに、ゴミの分別収集を進めても、ゴミ袋が黒いビニール袋だったりスーパーの袋だったりして統一されず、中身が見えない為に燃えないゴミの搬入が多く「ゴミ袋を半透明化」にし外から見ても中身が見えるようにすれば、分別収集が徹底できる!と奨めて来ましたが理解を得るのには苦労しました。
その後もゴミ問題は続きました。ゴミ袋の半透明を進めてもまだまだ不法投棄が続いたので、今度は、ゴミ袋を統一し有料化を図り、ゴミ袋には、集積場所の番号と、氏名を記載を進めてきました。
これもまた、プライバシーの問題等でかなりの反発もありましたが、多くの町内会や自治会に説明に行きまして理解を求めて現在の収集状況になったわけです。
この市民のご協力のお陰で、現在のゴミ処理施設は、稼動当時は15年ぐらいしか耐用年数がないと言われていたのですが、平成7年の稼働から数えて、現在まで23年間も持っており、新ゴミ処理施設が3年後に完成しますが、26年以上稼動出来るわけです。
これは、市民のお一人おひとりが、みんなで協力し合ったお陰であります。このお陰で皆さんの税金が有効かつ効率的に使われたのです。分別収集したお陰でどれだけのゴミ処理費用の削減が出来たか計り知れないものがあります。
新しいゴミ処理施設が作られて行くわけですが、今度の新施設もみんなで協力し合って、1年でも1カ月でも1日でも、長く使えるようにしたいものですね。新施設が無事に事故もなく完成する事を心から願っております。
改めて申しますが、この新広域ごみ施設の安全祈願祭まで、ご苦労されました各関係者や隣接にお住まいになる方々のご協力に感謝と敬意を表します。本当にありがとうございました。<(_ _)>










| 石岡を良くしようよ! | 09:38 | コメント宜しくお願いします!comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑