女子トイレのお願い！
茨城県立石岡第一高等学校「卒業証書授与式」に出席させて頂き、祝辞を述べさせて頂きました。厳粛の中にも和やかに式典が執り行われました。学校創立105年を迎えた歴史と伝統を誇る、卒業生は今年度321名となり、総数で2万6千名を超えました。
挨拶の中でもお話しさせて頂いたのですが、私は一校卒業生に教えられた事があります。それは11年前に県会議員に初当選させて頂いた時に初公務はこの「卒業式」でありました。
その時に3人の女子卒業生から「県会議員さんって、県立高校を良くしてくれる人ですか？」と聞かれました。
私は「どうしたの？」と聞くと、
女の子たちは「女子トイレが少なくて休み時間では間に合わなくて授業に遅刻してしまうのです。私達は我慢したけど、後輩たちには我慢させたくないのです。女子トイレを増やしてください！」とお願いされました。
私達が学生の頃は、石岡一校は男子高校でありました。当時は男女共学になっておりましたが、女子トイレ整備が出来ていませんでした。この女の子達の声を聞かせて頂き、卒業式終了後、教育庁に飛んで行きこの願いを伝え、トイレの増改築をさせて頂きました。
後輩たちを思う、先輩卒業生の姿に今でも昨日のように想い出されます。こう云う事を常日頃、困っている願いを伝えられた事に対しては、すぐに対応し、その思いが叶うように行動して行く事が大切だと教えられ、現在も働かせて頂いております。
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